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八幡浜市民ミュージカルの照明デザインしたぜ!

さて今回は、照明デザインの方の話をしたいと思います。

 

照明のデザインは美術のデザインよりもずっと開始が遅くて、だいたい美術プランが固まって、役者の稽古があって、通し稽古が出来るようになったくらいから考え始めます。

その頃には、セットの上での役者の立ち位置、歩く道筋、踊る場所、歌う場所などがほとんど決まってくるので、それを見て、考えます。

 

稽古を見る前になんとなく、こうゆう雰囲気にしたいな、というのはありました。

基本的には昔を振り返っているので、セピアっぽく、そして、全体的に暖かくというか、人間ドラマが溢れているので、クールにというよりは、やや赤みが多いくらいの、そんな感じにしようと思っていました。

あとは、ミュージカルらしい華やかさと、場面転換が多いので、そのメリハリとか、そうゆうのを気にしていきます。

稽古を見て、どうしても好きなシーンがあって、そういう所は優先的に、専用の明かりを仕込んで、それが他のシーンでも別の使い方が出来ればラッキー、みたいなのもあります。

 

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ただ、やはりやりたい事を詰め込むと、すぐに現実的な数量とかの問題が出てくるので、やはり、うわーっと欲しいものを書き出してから、削る作業に入ります。

削ったり、一つの明かりにあれもこれも兼用させたり、でもなかなか削れないものばかりで、また一から考え直したり、です。

 

今回は、なかなかいい明かりになったと思いますが、終わってみて、やはりいろんな反省点が見つかりました。

簡単なところでいうと、もっと機材の特色をつかんで、適材適所が、もう少し良い方法があったと思いました。

あと、文章ではあまりうまく説明できないのですが、空間の感じを、もっと、なんて言うか良い感じに、仕上げたいなと、それは美術のせいでもあるのですが、もう少し「散らかった感じ」を整理したいのと、ちゃんと空間の中に空間を作るというか、周りが散らかっていない素敵な空間の中に役者と役者の間や周りの空間が出来て、その中で役者が際立つというか、そんな感じが圧倒的に足りないと感じました。

 

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難しいですね。

 

それではまた。

 

 

 

光るなら

光るなら