みなら特別支援学校オリジナルミュージカルの明かり作りを終えて

今回は、みなら特別支援学校オリジナルミュージカルの明かり作りをしました。

 

坊っちゃん劇場でやったので、今仕込んである機材はそのままに、機材ごとの明かりのゲージを変えて、シーン作りをします。

 

前回の西条市民ミュージカルの時のテーマ「基本に忠実に」と「優しさと愛」は、それはそれで踏襲しつつ、今回は、さらに新しいテーマを作りました。それは。

 

「照明で、芝居の弱点を補おうとしない。長所を伸ばすことに専念する!」

 

です。

照明の表現は幅が広くて、とにかく色んなことをしたくなります。してあげたくなります。

稽古を客観的な視点で見ると、ここは良いな、ここは物足りないな、などと感想が頭をよぎります。

そして、物足りない部分を、照明でなんとかカッコよくしてあげたいな、なんて思ったりもしてしまいます。

でも、もしそれをやったら、それは大きなお世話というか、逆に、舞台全体の質を落としてしまうんだろうな、と思うのです。

だから、弱点を補おうとしない。

いい部分を見つけて、そこをひたすら伸ばす。

それが、感動する舞台の本来の作り方なのかなぁと思います。

 

それに、とにかく、プランナーは自分に自信がありません。

なので、何か特別なことをやらないと、手を抜いていると思われるんじゃないかなぁという不安が、常にあります。

 

しかし、そんな感情はエゴでしかないのは、もう明白なのです。

 

 

そう考えてやってみると、今回は、紆余曲折なく、本当にすんなりと明かりが出来上がりました。

そして、いいものができたと思います。

というか、もともと、稽古の段階で、素晴らしいものに仕上がっていました。

それは、演じる生徒のモチベーションと、作、演出、作曲、等のスタッフの作品作りのあり方が、ものすごく良い形で織り合っていたからです。

こんな良い作品を、照明のせいで台無しにしてはいけません。

 

今回は、自分のつたない方法論は、ひとまず、成功したと思います。みなさんのおかげで。

ただ、成功したからといってその上であぐらをかけるほどの事ではないし、おそらく、照明家が誰もが通過する、ほんのスゴロクの1マスにすぎない通過点だと思いますので、これからも勉強していきたいと思います。

 

 

 

アナと雪の女王 エルサのサプライズ すごろく

アナと雪の女王 エルサのサプライズ すごろく