pray for paris

唐揚げとか、豚の生姜焼きとか、味の濃いおかずを食べる時、その濃い味を、白ご飯とのハーモニーと中和するのか、お味噌汁でやさしく流し込むのか、コーラで爽やかに流し込むのか、悩むことができる。選ぶことができる。

そんな時は一瞬、日本人は幸せだと思う。人間は生き物の中で、食べ物において、幸せだと思う。

 

お風呂に入ってさっぱりして、夕飯を食って満腹になって、少し休憩して、テレビで好きなアニメやドラマを見て、寝る前のストレッチをして筋肉が伸びるのが気持ち良くて、眠くなって羽毛ふとんに入って眠る時、一瞬、幸せを感じる。

平和な時代でなければそうはいかなかったはずで、戦争や災害が、今は身の回りになくて、本当に幸せだと思う。

 

最近、ヒゲを伸ばし始めた。伸ばしているというより、剃るのが面倒になって、どちらにしろ自分を取り巻く環境は変わらないわけで、だったら楽なほうがいいやというわけで、毎日剃るのをやめた。

 

それと同時期くらいで、「湯シャン」というのを始めてみた。ネットで話題に上がっていたのだが、シャンプーリンスをしないで、お湯でゆすぐだけという洗髪。そもそも人間は、シャンプーなど使わなくとも自浄作用の仕組みを持っており、それなのに毎日、界面活性剤で古い汚れから新しい皮脂からバイ菌から善玉菌から全て洗い流し、その上からわざわざトリートメントでコーティングし、次の日に洗い流すのを繰り返す毎日。だから頭皮は油が足りないと判断し、皮脂を多く分泌するらしい。それを洗い流す毎日。そうではなく、ぬるま湯で、頭皮と髪の古い汚れだけを取り除く。実際、普通の汚れはきちんと落ちる。シャンプーを使わないようにしていると、皮脂の過剰な分泌が減り、とても状態が良くなるらしい。本当か?と思ったし、シャンプーリンスは買い置きがあるし、髪のことで特に困っている事もなかったのだが、面白そうだから始めてみた。最初は、頭皮が皮脂を多く分泌する状態なので、三日目くらいに、いつもの半分の量くらいのシャンプーを使った。その次には、一週間後くらいにシャンプーをした。それを最後に、ここ2週間ほどシャンプーは使ってない。でも、臭いや、フケ、かゆみ等、ない。髪質は、さすがにシャンプーしたてのサラサラ感はないが、ほんのうっすら油分がある感じで、でもそれはお風呂に入ってない時のベタつき感みたいなものではなく、本当に、ちょうどいいくらい。今までなぜ、毎日マジメにシャンプーしていたのか。

 

そんな日々を過ごしながら。

 

あれ?自分は何がしたかったんだっけ?この人生をどう生きたいんだっけ?と悩んだり。やりたくない事はやらなきゃいけなかったり、やりたくてやらなきゃいけないはずだった事はやれなかったり。

本当になんだかよく分からなくなって、世界の全てが嫌いになったり、かと思えば好きになったり。

何をしているのかよく分からない毎日。

 

今朝、脳みその中で、仕事のことや自分の人生のことや最近の出来事やアニメで見たストーリーのことや何が何だかすごく混乱したような感覚で目が覚めた。脳は寝ている間に記憶などの情報を整理するというが、その整理の途中の最高にわけが分からない混乱してる所で目が覚めたというか、混乱にうなされて目が覚めた感じ。

起きたらずっとあたふたしてて、暖房つけなきゃ!あ、灯油が少ない、灯油を入れたい。その前に顔洗いたい。朝ごはん作らないと。お風呂、昨日入ってないから入りたい。その前にトイレ行きたい。その前に今日はペットボトルの日だから捨てに行かないと、その前に喉かわいたからお水がほしい、いやまずはトイレ、、、とか考えながらずっとウロウロしてた。

 

ペットボトルを捨てたら少し落ち着いて、テレビをつけたら、パリでの同時多発テロが報道されていた。

平和な金曜日の週末の夜、スポーツ観戦、コンサート、ディナーと楽しむ人々が、悲惨な目にあった。ひどいと思った。

 

仕事へ行って、帰ってきて、テレビでまたそのニュースを見て、なんだか泣けてきた。

テロは悪い事だとか、テロへの報復は正しい行為なのかとか、それがフランスだとか、日本はどうなるのかとか、そんな事よりも、ただ、平和な幸せな週末を過ごしていた人々が、ひどい目にあった事が悲しい。

 

祈るという行為は無駄かもしれないけれど、重要な行為だと思う。

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