2018年11月 「I SEE」再演 ありがとうございました!

 ちょこっと前の事になりますが、2018年11月に再演された東温市民劇団さんの「I SEE」のお手伝いをさせていただいた事について、すごく楽しかったのにブログに残してないのは、もったいないなと思ったので、今更ながら、書きます。

 

 「I SEE」の初演は、たしか4月〜5月ごろ、”大道具お手伝い”で参加しました。舞台美術は僕の大親友の森さんの初美術なのですが、これがすごい。舞台奥が全て1枚の白パネルで、片隅にノブ付きのドアが1つ。以上!これがスクリーンになり、部屋になり、遊園地になり、妄想の世界になり、店になる。世の大大大舞台美術家が、試行錯誤して試行錯誤して、”創造の引き算”で無駄を省いて省いて、死ぬ前にやっと到達する境地のような、もしくは、いつかはやってみたいやってみたいと夢見ながら結局実現しなさそうな、そんな舞台です。それの、僕はタタキと仕込みバラシのお手伝いをしました。

 

 作・演出はゆーまろさんという方で、とても面白い演出です。あ、本人も面白いですが、演出も面白いです。演出の意図の一つだと思うのですが、役者が演じている役の役割も面白いのですが、それよりも、役者本人の人間の部分というか、身体中から、人間味の魅力が伝わってきて、その人が存在しているだけで魅力的で、ずっと見ていられる、そんな舞台でした。説明がむづかしいですが、例えるなら、ひまわりの絵を見て、花びらの描き方や色彩を褒めるのではなくて、ひまわりの絵の奥のゴッホを見るような、そんな感じです。余計分かりづらいか。

 これは、役者さんとはほとんど話したことがない時点で初めて見せていただいた通し稽古で思った感想なので、偏見は入ってないです。そのあと、役者全員好きになりました。

 

 で、11月、再演という事で、引き続き”大道具お手伝い”と、プラス照明担当をしました。照明仕込みやキッカケは、初演の映像を見ながらほぼほぼ踏襲しつつ、細かい部分は現場で直していきました。で、無事に素晴らしい公演ができて、バラシまでやったわけですが、準備、仕込み、直し、本番、バラシ、全てにおいて、楽しいのなんの!常に雰囲気は良くて、芝居の内容にはストイックに取り組んで、ギシギシせず、ダラダラせず。清々しく、爽やかな風が吹いていました。本当に素晴らしい人たちと一緒に仕事ができて、本当に良かったです。

 ああ、あと!仕込みからバラシまでずーっとパシャパシャ写真を撮ってくださっていた方がいて、そんなに撮る?と思ってたんですが、終わった後でその写真をいただいて、なんと嬉しかったこと!一枚一枚が宝物で、宝物なん枚あんねん!っていう幸せに包まれました。写真パシャパシャ撮る人、必ず必要ですねマジで。

 また呼んでください。ありがとうございました!